About
微速度撮影(タイムラプス)専門のフォーマルハウトです。
フォーマルハウト(中国名:北落師門)は、南の魚座の一等星の名前ですが、秋の夜空にポツンと寂しく輝いています。そんなポツンと輝いているフォーマルハウトが好きで、名前をお借りしています。私たちの主な撮影は星風景、星景写真の動画版です。
私たちFomalhautのスタートは、ニュージーランドでの1986年のハレー彗星の撮影(16mmフィルム撮影)でした。以来、35mm映画カメラで空の動きの微速度撮影を続けてまいりました。
すばる望遠鏡建設記録映画『未知への航海』やビデオ『ようこそ国立天文台へ』のオープニングカット”鹿島槍ケ岳に沈むヘールボップ彗星”、星の文人『野尻抱影』などは、35mmフィルムでの撮影でしたが、今ではすべてデジタルカメラでの撮影に変わりました。教育ビデオやプラネタリウム映像などの、星空の動画、四季の星座の動き、天体ショー(流星群、彗星、食など)、月の出、月の入り、月の形と動き(満月の一晩の動きなど)、太陽の1日の動きなどを撮影しています。フィルム時代には「フィルムひとコマは血の一滴」と言われていたぐらい 貴重なワンフレーム、ワンカットでした。今ではデジタルカメラで気楽に撮影できるようになりましたが、私たちの撮影スタイルはフィルム時代とほとんど変わりません。現在も微速度撮影と同じように、インターバルをとりながらスローペースでじっくりゆっくり撮影を続けています。